《対話・自己愛と性no.3 》相手を信頼しなかったら、恋愛しませんよ。「初恋は初めての他人」とは、こどもが自分基準で人を測ってきたから、他人になる?

~no.2 を読んだ中3男子から、応答がありました~

(中3)
田中さんが、下ネタ話のことなどイロイロ言うので、僕の考えを言います。
相手を信頼しなかったら、恋愛はしませんよ。

(田中)
中学生が友達と下ネタ話をしてると、それで性のことが何となく分かったような気になっているのがね・・・。
他人を信頼する!そこから入らないとね。
“初恋は初めての他人”と言われてるけど、意味 わかる?

(中3)
初恋はまだこどものうちにするので、それまで相手を自分基準で測っているから、初めての他人になるのかな?

(田中)
そうだね・・・。
このごろは、“愛があればSEXしてもOK”みたいになってるみたいだけど、信頼しあうことが先だと思うな・・・。
自分がしている sex を振り返ると、二人の関係性がよく見えるよ。
対等ですか?信頼しあっていますか?

「さらば悲しみの性~産婦人科医の診察室から~」(河野美代子著・高文研・1985刊)は、高校生たちに性のことを訴えた古典的名著、とネットで紹介されています。
「さらば悲しみの性~高校生の性を考える~」(新版・1995刊)は、集英社文庫から出ています。

“人工中絶の手術台で涙を流さない少女はいない。だのに・・・”


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