~ 今年初めて、ワークショップでODをしり、これはよくなっていくな!と感じました ~
ファシリテーター2名(odnjp 運営委員)が進行役です。
参加者を1組5人くらいに分けて、30分×2回の話し合いをします。
そのあと、全体で報告しあう、30分×2回。 今回の参加者は約40人でした。
印象に残った発言を書き出しました。
私の組は、当事者の親・精神科医・障がい者支援員・大学教員・ソーシャルワーカー、で構成されました。
- 対話の会に参加して、講師の斉藤環さんを知り、ODと出会いました。
- ODを知ったのは8年前。初診の時からODにかかりたかったと思います!
勉強会を始めました。 - 患者さんが、ラベル漬け・薬漬けされていて、苦しいです。
初診で医師がボタンのかけ違いをしいるのかな? - 今年、ワークショップでODを知り、“これはよくなっていくな!” と感じました。
その一方で、あるナースさんが、“対話で病気が治るとは思えない!” と言いました。
ODの原則の一つ、「不確実性に耐える」ですが、耐えると言うより、認め合う・包まれる という感覚で、そしてリフレクティングのことを聞いて、さらに深まった感じでした! - 「ボタンの掛け違い」~ 見誤ってスタートする。
精神的危機があって、うつや幻聴のリアクションがあるが、治療対象がうつとして、それを抑え込もうとして薬が増えていく・・・。
次の医師が、治療を再検討されなかった・・・。
不確実性に「耐える」という言葉を嫌っている人がいます。
包容する、は初めて聞きました。 - 地域が対話の道に進んでいけば、医療も変わると思う。
- 複数の医師の処方が違うなら、当事者と親で判断するしかないと思います。
- いろいろな心の病気には、いろいろなものが包まれていると思います。(脳・先天性・・・)
対話が機能しやすい場面と、機能しずらい場面があると思います。
クライシスで対話が入るといいだろうし、元々危機がある人も・・・。
対話で病気が治るとは思わない” と言った方が見てきたものは、どうだったのか?
“これはよくなっていくな!” と感じたのって、いいな!。 - 当事者が回復していくことを信じながら、向かい合っています。
- 運営委員さんに質問です。 この会も12回目です。 ODの未来がどう語られたのでしょうか?
(運営委員)
ODを始めた一人、ヤーコ・セイックラさんは、“対話、これが民主主義だ” と言っています。 “自分の話を聞いてもらえない” そこに焦点を当てるのがOD!場を作り直すことで、介入もできるのかな・・・。
次回は、10-12 月に開く予定です。
皆さん、このごろ始めた discord (odnjp コミュティスペース)に入ってください。(文責・田中敏夫)