18才との対話

自分の意見を何も言わなければトラブルにならないと思って、耐えてきました   ようやく、1対1で 自分の意見を言いました。 言う前はドキドキ・・・

 ~ 18才との対話 ⑨ ~


(18才)
2.8 大雪が降って、2時間半 家の前の雪かきを妹と一緒にしました。
汗が出ました。 翌日 雪だるまは完成しました。
私は今まで、トラブルにならないように自分の意見を言わず、耐えてきたのかな・・・。
私が言っても相手を傷つけないこともあるんだな、と思いました。
昨夜、小6でトラブルのあった子たちと会う夢を見ました。
こうした方がいいかな?ああした方がいいかな?と迷って、行動できない…。
それはバイト先でも同じ。ハッキリ言えない。 今までは親に、“それは違うよ”
と言えなかった。
今はようやく、何でこうしてほしいのかを言えるようになった。
これまでに、納得できる形で話せる人って、田中さんが初めて。

(田中)
そう、言ってもいいと思うよ! と自信を与えてきたつもりだよ…(笑)

(18才)
小6のイジメのとき、相手から離れられなかった。

(田中)
バイトしたり、書道教室に行ったり、いろいろやっていくうちに、離れられるようになっていくと思う。グレーな応答をする。
こうして振り返りをするといい。

(18才)
今が一番自分が変わる時だ、登る時だと思います。
これまでは、自分を守ろうとして、当たり障りのない意見を言ってきた。
個性ができていないから、迷った時どう行動していいのか分からなかった。
このごろ、やることがあるとメモを書きます。
明日やること。
全体的にやること。
やらなければいけないことが、一杯になった。
それでやってうまく行ったら、やることが少なくなっていくと思う。
このごろ身だしなみも整えようと思うように、なりました。

(田中)
少しづつ大人になって来たみたいだね。(笑)
「清浄な精神」(内山節著*)を少し読み合わせしましょう。
*自然と村とともに生きてきた民衆の精神史・思想史。
私たちのこころの原型が書かれている。

(18才)
ここに書かれている、近代的知性と霊感のようなものは、興味深いです。
東洋的なとらえ方と、自分を深める=他人を支配しようとしない捉え方、は分かる。
1年前から少しづつ読んできたけど、読み方が少しづつ深くなってきたように思います。
~翌日、ラインあり~

(18才)
親に自分の近い将来の予定を言いました。
言うまで、10分くらい ドキドキ してましたが。