~対話/自己愛と性 no.8 ~

自己愛とは、どう生きるのか? を知ること。 その土台は、人との信頼関係。

 「自己愛と性」を読んだ20代女性から “自己愛” についての投稿がありました。
自己愛とは?   全てを許すことが愛ではないと思います。
それは、自分のことを知り、自分がどうしたいのか、何を感じたのか、どう生きるのか、それを知ること・・・?
イライラや落ち込む、不安という感情は必ず起きる。
その感情と向き合い、その時に考えられる。
それこそ愛?
性とは、本質 自分ではどうしようもない性質。
それと向きあうことができれば、他人との関りにも、向き合える・・・。
それを踏まえて、一歩成長できるように考えられる人間になりたいですね。

(田中) 
 20才の頃の初恋を、思い出しました。
彼女を1年間 観察して、この人と思って、付き合い始めました。
そのころ1年間、私は “生きる&死ぬ” ことを考えていました。
この二つは、重なっています。
彼女と破局したのは、私はどう生きるのか、どう生活するのか?
“自分らしく、生きて、死んでいく!”
死生観は見つかったのですが、仕事と生活基盤 を定められなかったのです。
“結婚は人生を左右する大事な判断” とまでは、考えなかったのです。
自分のことを知るには、相手が、対象が、テーマが、必要だと思います。
性までコントロールする信頼関係を、相手と築いたらいかがでしょう?
ある精神科医さんが、本の中で言ってます~
“高校生の時から、結婚は大事な人生の選択だと考えてきました。
どういう人と結婚するのか、その基準にあった人を私は見つけました“

〈 ティーンズ・ボディブック 新版 〉(北村邦夫著・中公論新社・2021刊)
二人で学び、二人で働いた学生結婚 (p.138)
“母子家庭という環境に育てられた僕は、幼い頃から父と母のいる家庭を夢見て生きてきた。
その願いを実現するには、僕自身の家庭を築くことが手っ取り早いことを知っていたから、生意気にも学生のくせして結婚。“ (40年前)
“未婚期のセックスにためらいプラトニックラブを志向するという古い体質の僕にとっては、正々堂々とセックスするには、結婚しかなかった。“
“結婚の当然の結果として子どもが生まれた。
なんとかなるさ、では子どもは産めない。
産むことは育てることであり、育てることは生き抜くことだ。 
母親と見間違うほどに献身的だったそのおばさんのおかげで、子どもはすくすくと育っていった。“ (5人)


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