18才との対話

このごろ母は優しくなりました。 私も自分の行動を、考えられたし。自分なりに、どうやって進むかが大事だと思う。

~ 18才との対話 ⑦ ~

18才との対話 ⑦(18才)
このごろ母は優しくなりました。言葉がけが、優しくなりました。
私も自分の問題点を、自分がどう行動してきたかを、考えられたのかなと思います。
田中さんと今日の振り返りをしてもらって、よかったです。(笑)
優しくなったのは、そのせいもあるのかも?

(田中)
そうだと思うな。お互いさま。親子関係は、どうしても感情的になるから・・・。
第三者が入ると、客観的に捉えられるからね・・・。

(18才)
このごろ、まずいことをしでかしました。結果はOKだったんですが・・・。
祖父母に夕食をごちそうになる約束があったのに、もう片方の祖父母から電話で夕食の誘いがあって、“行きます” と言ってしまったんです・・・。(笑)

(田中)
そういう話は、前にもあったよね。
3すくみになって、どう対応していいか分からなくなった話。
今回の話は、行きますと言った後すぐ、約束があった祖母へ断りの電話を入れればよかった。
これって、小6のイジメ・不登校の時の 混乱 と同じでは?
NO!をハッキリ言わない&自分がふっ飛んでしまう状態になる。
結果的に人間関係が壊れる…。部屋に籠る・・・。

(18才)
愛着障がいというのは、医師から “愛着障がいですよ”と、または特定の原因があると思うのではなく、これが嫌だ!あれが嫌だ!というのが自分の気持ちを形成していると思う。
おおもとの答えが何となく分かっていたとしても、自分でその答えを見つけられなかったり、解決するためにどう行動するのかが分からなければ、どうしようもない。
焦って一つの答えを見つけようとしても、解決にはつながらない・・・。
自分なりにどうやって進むのかが、大事だと思う。(同感)

(田中)
優しくなってきて、楽しい時間を一緒に過ごせれば、関係は落ち着いていくよね。
振り返りをして、自分の問題&課題に向き合い始めれば、自分で見出した生き方を
進み始めるよね・・・。 どんなにささやかなことでも、いい…。 (笑)