～18才との対話⑰～
（18才）
そば屋さんのバイトで、外（接客）から中（厨房）の仕事が主になりました。
中ばっかりは嫌だなと思ってきたのですが、このごろ余裕でやれるようになりました。
中の仕事の段取りができるようになったんです。
親の誕生会をしたとき、私が会計しました。こういうお金は、出します・・・。
以前は、キャピキャピして反応しました。言うことに矛盾があったと思います。
このごろは、冷静に反応します。自分の中に、矛盾が残った感覚があったら、声に出さなくなりました・・・。
（田中）
そう感じます。少し親と対等になってきたみたい・・・。
（18才）
・・・小学生の頃、人との距離が近すぎたのかな？そこがまずかったのかな？
親が変なこと言うなと思っても、私は言ってこなかった。相手を曲げてはいけないと思って、
親にイロイロ言うと傷つけてしまうと思って、何も言いませんでした。
言うことと言わないことのバランスを、当時は取らなかった・・・。
（田中）
それぞれの人との距離の取り方が、柔軟にできるといい。自分を消さないようにね・・・
（18才）
「クロワッサン」（シニア女性向けの雑誌）は、ザーッと読んでから、しばらくして気になった所を読み返します。
食事・料理のページは、読んでいて爽やかですね。
小学生向きのプログラミング教室は、まだ終わりません…（笑）
（田中）
中途半端で終わることが多いですかね…？ やり切ることをお勧めします。（笑）
（18才）
バイトのダブルワークをして１年が過ぎました。月15万円（以上）の収入です。
９月になったら少し休みを取りたい。少し好きなことをやりたい。今は、仕事のために仕事に行ってる感じです・・・。
一日をリセットする方法が分からない。中学で不登校していたとき、逃げるのは寝ることに重きを置いていました。
（田中）
僕のリセットは、まずon or off の切り替えをする。 ex. 今日はこれでおしまい！
（18才）
田中さんには、あまり気を遣わなくなりましたね・・・（笑）私が情熱を持っていることをちゃんと話せるようにもなってきました。
また、本当はこう思ってるんだ、ということを犠牲にしないようになってきました。
分岐点に立った時は、自分で決断しないといけないと思うようにも・・・（笑）
ただ、今の私は選択の仕方が分からない。一人ではできない。自分の好きなことが分からないのです・・・。
やりたいことは一杯あります・・・。
（田中）
選択の仕方の問題ではなくて、本当は何をしたいのか？だと思う。
人生の途中で、進路を変えることもあるし・・・。 じっくり行きましょう…。
（18才）
自分の中で選択していくことが大事だと思う。すると、先が出て来るというか・・・？
～田中敏夫記～