
~18才との対話 ㉙~
(20才)
先日、祖父母らがうちに集まりました。
前日、3時間かけて居間を片付けました。私一人で。
当日、祖父母から“いつも20才は私たちの潤滑油になってくれて、ありがとう”
と言われました。 私からは、“全部わたしが悪い”が口癖になっているのが気に
なる、と祖父母に言いました。そんなこと言わないで、具体的に改善すればいい。
(田中)
一人で、片づけをした!
祖父母から孫が、潤滑油になってくれている、と言われた!
“全部自分が悪いと言のが気になる”と祖父母に、ハッキリ言った!
大人になりました。両親を超え始めたみたい・・・(笑)
(20才)
児童養護施設の子どもは、可哀そうですか?という話がありました。
(田中)
突然の質問ですね。人の外側だけ見て、可哀そうって言うかな?
その子の内側を見ないと、何もわかってないと思うよ。
可哀そうは、自分の存在を否定したことがある人の、セリフだと思うな。
中学生くらいで、18才までに自律して卒園したいと言ってる!それが、答えだよ!
そのためには、何が必要だと思う?
こどもの権利条約~どんな理由でも差別されない。こどもの最善の利益が尊重
される。命を守られ・成長できる。こどもの意見を尊重する。
僕は自分の存在を否定したことがないから、自分を責めたことはない。
(20才)
私は、これから先、自分でどう歩んでいくか?だと思う。
いろいろな世界を見てそう思うなら、自分が幸せになるには、どうしていくのか?
自分は誰とつながっていたら、幸せなのか?
(田中)
自分で選択する・・・。選択できる力を身に着ける・・・。
そのためには、スタッフがこどもの安心基地になること。
でないと、試行錯誤できない、成長していかないと思う。
それが寄り添うってことだと思う。その子と横並びで進む・・・。
20才女子には、子どもたちは言いやすいみたいだね・・・(笑)
(20才)
○○を作ったら、“おいしい!また作って!”と言われました。
(田中)
そういう親密さが大事だよね。
(20才)
信頼関係を作りたい。
そして、いろいろな人といい出会いをすることだと思う。
(田中)
問題を抱えている子を、丸ごと受け止めることも大事だよ・・・。
(20才)
次の課題は、通信教育(社会福祉主事)の勉強とレポートです。(笑)
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