18才との対話

 バイトでWワークを始めて半年。 少し疲れが溜まってきた感じです“話を聞くよ” と言う人は、いい。 “それは違う” と言う人は、嫌。

~ 18才との対話 ④ ~

(18才)
卒業し、バイトのダブルワークを始めて、半年が過ぎました。
このごろ、疲れが溜まってきたみたいです。
そば屋と和食の店のバイトに、だいぶ馴染んできて、仕事の流れもつかめてきました。
任される仕事も少しづつ出てきました。

(田中)
少し休めと、身体が教えてくれてるみたいだよ・・・。
中学・高校と不登校気味の生活でした。
今は、人前であまりしゃべれない小学生のいとこと向き合っていたり、書道教室へ行ったりと、やることが増えてきました。
体力の限界を体感したことがないと思うけど…。
それらを自分でコーディネートするのは、初体験だよね。(笑)

(18才)
仕事にもだんだん慣れて、当てにされてきて、担当する仕事も増えました。

(田中)
昨年、バイトしていた高校生が、ガンバッテ仕事したら、店長に認められて、増やすことを断れなくなって、不眠になった。
結局 親と相談して、すっぱりバイトを辞めた。
あなたは、小6の時、クラスの雰囲気を壊したくないから自分の意見を言わなかった。
それが今、問われているように思う。
NO という時は、言わないといけないのです。

~ 1週間後 ~

(18才)
あれから考えて、週2回の休みを確保することにしました。
12月は忘年会の時期で、和食の店のシフトは増えそうです。

(田中)
週2にしてよかった! 12月は忘年会の忙しさの中で、いろいろなことを見、感じると思う。
お酒の飲み方も考えると思うな。

(18才)
時間ができたら、何をやっていこうかな? とりあえず、明朝は洗濯と掃除をします。
「愛着障害」の本を読み、両親や親族や先生の言動について、より深く感じるようになりました。
でも違和感を感じた時、相手にどう返せばいいのか、まだ分からない・・・。

(田中)
愛着障害を抱える子が、思わず友達に暴言を吐いてしまって、学校へ行きづらくなった。

(18才)
私が中学生だった時、相手からおかしいよと反論されたとき、どういう行動をとったのかと言うと、更に反論すると相手を傷つけてしまうという 感情 に引っ張られましたね。
何も言わない・・・。 でも今は、相手の反論は相手の感じ方だったんだな、と思えます。

(田中)
相手との距離をとれるようになった? 応答するようになった?

(18才)
私がとても嫌な人は、“私の言うことを聞くよ” と言う人ではなく、“それは違う” と否定する人。 小学生のころから、上っ面な人は嫌いだった。

(田中)
その辺がすでに大人だったね。 (笑)

(18才)
相手への違和感や怒りは、日記などに書くようにします・・・。
その応答は、分かろうとは考えています。(笑)